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読者ニュース2015年2月1日NO.169

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党南砺市委員会提出の 2015年度予算要望に対する回答

  日本共産党南砺市委員会が11月28日提出した「2015年度南砺市予算編成に伴う要望書」に対し、12月15日付で回答がありました。その一部を紹介します。

要望書提出
要望書の提出(11月28日)

 

 

問 10月より中学生の通院医療費が3割から1割負担となった。1割負担は負担の軽減であるが、悪い前例と懸念される。完全無料とせよ。また中学生の通院助成を償還払いとするのも後退であり、現物給付とせよ。

答 通院医療費の1割負担は、償還払いを採用することと併せて、保護者と中学生にコスト意識を持ってもらう機会と捉えている。

問 保育園の正規職員が削減され、代わって臨時職員で対応し、年々増加している。正規職員を増やし80%を目指せ。また時給の改善もはかれ。

答 保育園統合による減員の反面、入園児の低年齢化など保育ニーズの対応で増加している。今後とも計画的な採用など適正配置に努める。

問 志賀原発1号機直下の「S―1断層」、原発の北に位置する富来川南岸断層は、活断層である。2号機タービン建屋の直下を通る「S―6断層」も活断層と指摘されている。志賀原発の再稼働をせず、同原発の廃炉を求めよ。

答 市として独自に働きかける状況でない。国、県、立地市町村の状況判断や安全対策を慎重に判断し、進めるべきと考える。

問 利賀ダムの治水効果は少なく、ダムの湛水により地すべりが懸念される。利賀村住民は「ダムと道路は一体」と思い待ち望んでいる。工事用道路の早期完成と、仮に本体工事が着工されても、工事用道路を通行できるよう確約を取れ。

答 工事期間中の工事用道路の通行は、安全施設等の設置が万全でなく、一般車両の安全確保が難しく、大変厳しいと聞く。本格的な供用開始前であっても、災害等で孤立の場合、緊急車輌の通行については要望していきたい。

問 平野部の全中学校に冷房施設が設置された。引き続き小学校でも計画的に設置せよ。

答 耐震化は、26年度末に100%となる。27年度までに非構造部材の耐震化を目指す。小学校の冷房設置は、28年度以降に学校や保護者の意見を参考に決定したい。それまでは、グリーンカーテンや扇風機で対応したい。

問 市内公共施設のトイレの洋式化を計画的に進め、小中学校でも洋式化を促進せよ。

答 学校施設では大規模改修等にあわせて、順次洋式化を進めている。障がいのある児童生徒の入学等にあわせて、障がい者対応トイレを設置している。小中学校と十分協議した上で、適切に洋式化を進める必要がある。

問 立野原監的壕が、文化財(史跡)指定された。今年度補正予算で調査費が付いた。特に福光地域の目玉監的壕の痛みが激しくなっている。十分な保存工事を実施せよ。

答 文化財を永く保存するため、指定後にコンクリート文化財建造物の修理専門業者に現況調査を依頼し、最適な修理方法の提案を受けた。

 保存修理工事は、傷みの激しい目玉監的壕(福光)を27年度中に、比較的状態の良い丸山監的壕(城端)は28年度に実施の予定である。       

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