トピックス

民報城端NO.411 2014年6月

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志賀原発の危険性と断層問題

原発問題住民運動石川県連絡センター 講師 児玉一八氏

 5月14日富山市内において、「志賀原発の危険性と断層問題」の講演会が開催されました。講師は原発問題住民運動石川県連絡センターの児玉一八氏で、原子力防災計画・訓練の問題点についても指摘されました。

原発学習会

 原発周辺や直下の活断層が問題になっています。原子力規制委員会が現地調査を行うものだけでも、北陸電力・志賀原発を含め6原発にのぼります。

 志賀原発は、2012年7月の原子力安全・保安院の意見聴取会で、1号機原子炉建屋直下の「S-1」断層に関して、委員から「活断層そのものではないか」、「よくこんなのが審査を通ったな。あきれて物も言えない」と指摘されています。

 再調査を指示された北電は昨年12月に最終報告書を提出しました。北電は志賀原発の東約1kmを走る福浦断層について、「活断層ではない」としていたのを「活断層の可能性が否定できない」と変更しました。そして規制委員会は今年2月に専門家チームによる現地調査を行いました。

 児玉氏らは、志賀原発周辺の活断層と断層群について立石雅昭・新潟大学名誉教授と2012年から調査を続けています。

 今から13万~12万年前頃に堆積した海の砂が、現在どれほどの標高にあるかを調べて、異なった高度に分布していれば、それは海岸域で地殻の上下変動が起こったことを示す指標になります。

 原発周辺では約20m、北約5kmでは約50m、そして北約9km(富来川南岸断層の北)で20mとなっており、富来川南岸断層が過去に繰り返し発生させた地震が原因であることを証明しています。

  また、昨年10月には、原発の北2kmにある福浦灯台下の海岸で断層群や海食ノッチなどの調査をしました。海岸周辺の隆起がなければ、ほぼ同じ海面高度だった約6000年前と12~13万年前に形成されたノッチは同じ高さです。

 調査では、2段のノッチが認められ、この海岸が、おそらく地震の度に隆起してきたことを示しています。また、その高さの差をもたらす活断層が存在することも示唆します。

海食ノッチ…海食窪ともいい、波食作用や海水の溶解作用によって海食崖の下部にできるくぼみ。

 

3月定例市議会 産業建設常任委員会での質疑から

 定例市議会では、初日に市長から提出議案の説明があり、議案を担当する3つの常任委員会に付託します。常任委員会では議案を審議し、最終日の本会議で委員長が結果を報告し、採決となります。委員会では付託案件の他に担当する施策の質疑も行います。

 「自助・共助・公助」に「商助」を加えて

お母さん町長奮闘記

 「介護保険推進全国サミットinなんと」で、市長は、自助・共助・公助に加え、近所を提唱し参加者の共感を呼んだ。

 京都府内で初めて、中小企業振興条例を制定(H24.年4月施行)した与謝野町の太田貴美さんの「お母さん町長奮闘記」(昨年5月出版)では、総合計画で、住民が主人公の「自助・共助・商助・公助」による協働のまちづくりを進めてきた。「商助」とは、事業者、企業、経済団体が町を豊かにするために、貢献する姿勢を示す。

 市内の商店や企業は、市政に大きな位置を占めている。従業員が消防団に入っている事業所に、一定の配慮をしているが、中小企業の力を市政に役立ててもらうことが大切と思う。

 当局は、新年度に独自性のある「中小企業振興条例」を制定したいとの考えを表明した。

 長楽寺・福光線「北信橋」の拡幅を 

 県の土木センターへ城端地域の自治振興会からも、「重点要望事項」として「県道長楽寺福光線の山田川に架かる北信橋の改良の早期着手」が出されている。

 市でも、消防署所の合併もあり、県に対して強く要望している。

 党の昨年の県との交渉でも要望した。橋は河川が担当でも状況は把握しているが、拡幅は道路の担当で、横の関係がイマイチと思われた。議論のなかで、市からの要望が、重点になっていないのではとも取れる発言があった。

 当局も強く要望しており、引き続き取り上げていきたい。

 公共工事の適正な賃金の履行を

  高岡市では「公共工事等で低入札があった場合、労働者の賃金条件等に影響をおよぼすことが懸念されることから、低入札価格調査制度に基づき、調査を行っている。

 そして、業務の完了時に「労働者への賃金支払いの実績報告書」の提出を求め、適正な賃金が履行されているかを確認している。市での取り組みはどうか。

 当局は、適正な賃金の支払いを要請しているが、実績報告書の提出まではしていないとのこと。

 城端線・氷見線の直通化について

終着駅サミット

 昨年11月の「第1回終着駅サミットin城端」で、氷見市長から「城端線と氷見線直通化には25億円かかる」との発言があったが、25億円もかかる計画とはどのようなものか。

 現在でも、富山行きは城端線から北陸本線に入る。北陸線から氷見線に入れば。そんなに多額の工事費はいらないのではないか。

 25億円という金額は、直通化をあきらめさせるための試算ではないかと勘ぐらざるを得ない。

 当局は「高いという声もよく聞く。JRの試算である」とのこと。

 

 袴腰 安倍政権の暴走が続いている。昨年の臨時国会で、国家安全保障会議・日本版NSC法と秘密保護法を強行。そして靖国神社参拝、解釈改憲による集団的自衛権行使の容認、さらに明文改憲で、憲法9条を葬り去り、「海外で戦争する国づくり」をめざしている▼「武器輸出三原則」の放棄。子どもたちに「愛国心」を強要する教科書検定基準の改悪、「愛国心」をABCと評価する道徳の教科化、教育委員会制度の廃止、等々▼一方で、「戦争する国づくり、暗黒日本への道」を拒否する国民的な共同も広がっている▼南砺市では、4年前「南砺市平和都市宣言」受け、「立野原監的壕の文化財、史跡指定の要望書」を提出し、今年3月27日に市の文化財保護審議会が指定を認め、4月9日の教育委員会において指定された。

 

 

 

 

 

 

 

 

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