トピックス

読者ニュース2015年9月20日NO.184

カテゴリー:

9

9月定例市議会 一般質問

◎国保の「都道府県単位化」 ◎防犯灯のLED化

9議会

 9月定例市議会は、9月1日から18日までの会期で開かれました。一般質問は8日と9日に行われ、10人がそれぞれ一問一答方式で行いました。なかしま満議員が8日に行った要旨を紹介します。

一般会計からの繰り入れの継続含め配慮を

 (中島議員》

 国の「国保の広域化・都道府県単位化」は、市町村独自の負担軽減をやめて保険税を引き上げるなど、「悪い方」にあわせるものだ。

 拠出金は「医療費実績割」と「被保険者割」の比率を50対50を基本とする。「被保険者割」の一部を「所得割」にして、傾斜も可能だ。国保税軽減のため、一般会計からの繰り入れの継続を含め、配慮を。

《杉村民生部長》

 県内市町村の所得格差が小さいなど、拠出金に、「所得割」を含める予定はないと聞いている。

 一般会計からの法定外繰入については、被保険者への負担にも十分配慮し、慎重に検討したい。

《中島議員》

 都道府県主導で病床削減・給付費抑制がはかられる。「医療・介護総合法」による入院病床の抑制、「医療から介護へ、病院から在宅へ」ということに対する見解は。特に市民病院を含む「7対1看護病床」の削減についての見解は。

《田中市長》

 高齢者が、可能な限り住みなれた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができる体制づくりを目指すもので、「安上がりの供給体制」とは全く別のものと考える。

 市民病院では、昨年度から、3つあった「7対1看護病床」の病棟の1つを新設された「地域包括ケア病棟」へ転換した。看護を含めた医療の供給体制の整備をはかったものだ。

防犯灯の維持費 市で町内会負担は3市のみ

《中島議員》

 かつての防犯灯設置補助金は、地域づくり交付金となったが、設置費は自治体が補助金を出し、維持費は集落、町内会が負担している。維持費を自治体が負担しているところはどれだけあるか。

《長澤市長政策室長》

 県内10市のうち市負担は、富山市、高岡市、射水市、氷見市、黒部市、砺波市の6市、魚津市は市と自治会が混在、町内会・自治会負担は、南砺市、滑川市、小矢部市の3市。

防犯灯

《中島議員》

 防犯灯を蛍光灯からLEDにすれば、年間電気料で1037円安い。LEDは価格は高いが、寿命は5倍で、修理費、工事料を含め計算すれば、1年あたりで450円程安くなる。市内の防犯灯の数は、6500基程で、電気料は年間674万円の軽減となる。振興会等との協議の場で、防犯灯の修理の際には、LEDに取り替えることを要請せよ。

《長澤市長政策室長》

 全ての防犯灯をLEDにした自治振興会、計画的に取り替えているところもある。LED化について啓発PRを行い、取り組むよう周知したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲ このページの先頭にもどる

© 2013 - 2024 Nakashima Mituru