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ニュース 400名の署名を添えて 市長に要望書提出

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「読者ニュース」2016年2月21日 NO.194

使用水量に見合った料金を求める連絡会

400名の署名を添えて 市長に要望書を提出

 2月4日、使用水量に見合った料金を求める連絡会(代表年金者組合・雨野勇夫、新日本婦人の会・中川真由美)は田中市長に「使用水量に見合った料金を求める要望書」を、400名の署名を添えて提出しました。市長の都合が付かず、福光庁舎で大西建設部長、荒井上下水道課長が対応し意見交換しました。なお、中島満市議も同席しました。

水問題要請

 市民1人が、1カ月間に使う水の量は約6・5㌧です。仮に6㌧使ったとしても、料金は10㌧分の1,566円、それに下水道使用料を10㌧分の1,944円、合計3,510円となっています。

 高齢者の1人暮らしや2人暮らし、若い単身者も基本水量10㌧は使わなくても、10㌧分の料金が上下水共に掛かります。

 電気料金や電話料金などは、基本料金と使用量に応じた料金の合計となっており、節約すれば直接使用料金が下がります。

 連絡会ではせめて公共料金である上下水道の負担は、使用量に見合ったものになることを求めて要望しました。

 また、水道・下水道の現状について、市民の方々の考えを知るため、アンケートと署名に取り組みました。特に市営住宅や民間賃貸住宅をはじめ、高齢者や単身者が多いと思われる世帯を中心に現状を知ってもらおうと配布し、予想を超える、アンケート231枚、署名400名が寄せられました。

 そして、自由記述の意見も踏まえ要望し、意見交換しました。

 当局からは、「高齢者の1人暮らしなどの負担が重いことは承知しており、『弱者』に配慮した制度を検討している」とのことでした。

 県下では富山市と砺波市が、基本水量制でなく、基本料金制を採用しており、10㌧未満の利用者にも配慮したものとなっており、参考にしたいとのことでした。

 アンケート結果は、左表のとおりですが、意見の記述欄に68名の方から思いが書かれていました。

 対象を限定したこともあり、井戸水との併用についてアンケートには抜けていたこと。署名のなかには、欄が5名分あったので、家族だけではなく、わざわざ知人の署名も集めて送っていただいたものもありました。

 意見では、水道問題全体に関する思いもあり、その意見に応えられないものもありますが、住民の声を聞く良い機会となりました。

アンケート集計  
アンケート数 署名数 意見
   231  400  68
●あなたのお住まいは    
  市営住宅 民間住宅 持ち家
   37  9 167 213
  17% 4% 79% 100%
●あなたの世帯は        
  高齢者1人 高齢者2人 2人 単身 3人以上
  73 55 29 14 40 211
  34% 26% 14% 7% 19% 100%
●1か月に使う水道量について
  知っている 知らない
  142 69 211
  67% 33% 100%
●知っている方・何トン使いますか
  10㌧未満 10㌧以上
  68 63 131
  52% 48% 100%
●水道は1㌧まで同一料金について
  知っている 知らない
  121 86 207
  58% 42% 100%
●下水道は上水道の使用量と同じと
  知っている 知らない
  149 66 215
  69% 31% 100%
●使用量に見合った料金とすることに
  そう思う 必要なし
  186 5 191
  97% 3% 100%
●見合った料金とするには(複数可)
  基本水量 福祉措置
  を下げる で減免
  136 63 199
  68% 32% 100%
※ 無回答は、集計から除く
3月議会日程
2月29日(月)AM10:00~
   本会議(提案理由説明)
3月 7日(月)AM9:30~
    一般質問(1日目)
3月 8日(火)AM9:30~
    一般質問(2日目)
3月 9日(水)AM 9:30~
    予算特別委員会
3月10日(木)AM10:00~
   産業建設常任委員会
3月11日(金)AM10:00~
  民生病院常任委員会
3月14日(月)AM10:00~
総務文教常任委員会
3月18日(金)PM3:30~
   本会議(討論・採決)

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