読者ニュース 2016年3月6日NO.195
2016年度予算から
子どもの医療費中3まで完全無料化
子どもの医療費無料制度は、合併時(H16)には未就学児まで無料となっており、県下の先進でした。20年10月からは小学6年生まで無料としましたが、その後5年間一歩も進みませんでした。
25年に中学3年生までの入院費のみが無料化され、26年10月に中学生の通院費のみが1割負担で、窓口で一旦支払う償還払いとなりました。
新年度からは中3までの保護者負担を廃止して全額助成し、窓口無料化(現物対応)となりました。
H20年 10月 小6まで無料化 H25年 4月 中3まで入院費無料化
H26年10月 中学生通院費1割負担 H28年 4月 中3まで完全無料化
国保税1人当たり1万4,194円引き下げ
国民健康保険税が1人当たり平均1万4194円引き下げられます。年間納税額が13・32%減の9万2350円となります。
医療分で、所得にかかる税率が7・65%から6・40%、1人当たりの均等割りが2万9600円から2万5500円、1世帯当たりの平等割が2万3500円から1万9700円にそれぞれ引き下げられます。また後期高齢者分、介護保険分も下げられます。
要因としては、前期高齢者(65~74歳)の診療報酬の減額、24年度の税の引き上げ、合わせて一般会計からの新たな繰り入れ、そして、27年度から国の低所得者対策の強化のための、財政支援の拡充が考えられます。
また、財政調整基金が23年度末に無くなりましたが、27年度末に7億円を超し、基金の取り崩しもはかられます。
30年に国保の都道府県単位化となりますが、一般会計からの繰り入れは引き続き求めていきます。
県自治体問題研究所 『学習・交流会』 中島市議も参加
富山県自治体問題研究所の「(一泊)学習・交流会」が、2月6日小矢部市内で開かれました。報告者の1人として中島満南砺市議も「住民とともに要求の実現をめざして」というテーマで発言しました。
報告者は、中島市議と小矢部市議の砂田喜昭氏で、質疑応答を含めそれぞれ1時間の予定ですすめられました。その後。参加者からの報告・発言もありました。
中島市議は前回の市議選で掲げた政策をどのように取り組み、どのようになったか。また、新たに取り組んだことを、市民とともにどのように取り組んできだかを報告しました。
また、住民への活動の周知についても紹介しました。
使用水量に見合った料金を アンケートの意見から
- 水道料金が同じ金額だったので、考えもしなかった。安くなれば助かるし、節約もできる。単身・民間住宅
- 基本的に使った量だけ払えばいい。
- 一人暮らしだと10トン使用することがない。単身・アパート
- 節水した量だけ使用料金に差が出ると効果があるのでは。 高齢者1人
- 井戸水も併用しているのでわずかです。高齢者1人
- 絶対に使用量での支払いにすべき。
- 市営住宅に風呂がなく、10トン使用することはない。高齢者1人
- 電気・電話料金と同じ使用量に応じた料金に。 市営住宅・単身
- 2人暮らしで日中誰もいない。1年分調べたら4~6トン。3人の時もたいして変わりなく、基本水量を超えたことはない。
- 基本水量を下げれば、節水意識の向上になる。
- 出張が多く年の3カ月くらいしかアパートいない。ガスや電気と同じく使用量で計算してほしい。 単身
- 前から、ガス代、電気代等は使った分だけで料金が決められているのに、水道、下水道だけがこのような事になるのか不満に思っていた。高齢者2人
- 今まで水道料金を考えることもなかった。高齢者1人
- 公共料金として請求されれば、仕方ないと思っていた。基本水量は使用していない。高齢者1人
- 以前から水道料金が高いと思っている。使用量と見合った料金に。単身
- 体調不具合のため家で風呂に入れない。使用水量に見合った料金を。