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議会報告 利賀ダム建設事業の検証

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なかしま満 南砺市議会報告NO.31

2016年9月 定例市議会一般質問 利賀ダム建設事業の検証

◎地すべり ◎予算の確保 ◎工事用道路の通行 など

                について質問しました。

2016_0905_130241-DSC07376 9月定例市議会は、8月29日から9月15日までの会期で開かれました。

なかしま満議員が5日に行った一般質問の要旨を紹介します。

 不公正でないか ダム検証作業の有識者構成

なかしま 6月5日、第4回「検討の場」に「利賀ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」が発表された。6月17・18日砺波市、高岡市で「住民から意見を聴く」、21日富山市で「学識経験者から意見を聴く場」が開催された。砺波市では賛否それぞれ4名だったが、学識者の意見は11名すべてが賛成者だった。つまり検証作業に反対の有識者を入れず、不公正な構成だが、どう考えるか。

ふるさと整備部長 科学的合理性等の確保を図るため学識経験を有する者から意見を聴くとされており、庄川水系河川整備計画の策定の際の流域懇談会の委員に加え、現在、庄川で河川の調査、計画、管理の技術的な助言をいただいている3名を加え実施したと伺っている。

なかしま 「検討の場」に配布された資料は、報告書(素案)の330ページを含め、全体で460ページあるが、地すべりについて2ページしかない。対策地区が4カ所から7カ所になっているが、事業費は93億円から97億2千万円にすぎない。それぞれの事業

費はどれだけか。またこれで十分と考えているのか。

ふるさと整備部長 技術指針(案)(H21年7月)に基づき、調査及び再検討が十分なされた結果、対策箇所が4地区から7地区に変更となり、対策工は最新の知見に基づき十分な検討がなされたと聞く。

ダム完成まで最短で13年 予算は毎年65億円確保できるのか

なかしま 工期はH34年度で7年しかない。転流工進入路着工から最短で13年後、2029年に完了する。工期の変更は当然だ。

 工事用道路は全区間が約10・8km、28年度末で5・7km、距離の53%だが、道路予算のどれだけを使ったのか。

 総事業費が1150億円から1276億円となった。進捗率は事業費ベースで33・.8%になるが、事業量でも34%進んでいるのか。

 残事業費は844億円で、13年で割れば1年に65億円となる。現在の予算は20億円で、来年度の概算要求でも22億3100万円である。予算確保の見込みはあるのか。

ふるさと整備部長 工事用道路関連予算では、H27年度末までに190億9千万円を支出済みで、残事業費は145億8千万円とされている。

 利賀ダム建設事業の予算の増額確保など、引き続き国へ要望していきたい。

工事用道路の通行 機会あるごとに働きかけよ

 新潟市の地方整備局への要望の際、工事用道路の通行に配慮を求めた。正面から確約はできなくても、「聞く耳持たず」ではなかった。本体工事の着工となっても、一般車両の通行ができるよう、粘り強く、機会あるごとに働きかけを。

ふるさと整備部長 道路が完成してもダム本体が完成するまでは通行できないことから、工事用道路の一般車両の通行についての配慮を市からも要望している。

 緊急時や冬期間でも安全に通行できる道路の確保は、地域住民の願いであり、待ち続けた希望でもある。引き続き関係機関へ要望していきたい。

 9月議会を振り返って

 任期最後の9月定例議会が終わった。4年間の活動を総集編としてまとめた。市民と一緒に中3までの医療費の無料化、平野部の中学校にクーラーの設置、国保税の引き下げ、監的壕の文化財指定と修理、公共施設・学校のトイレ洋式化の促進など、多くの成果が実った。

 継続して、使用水量に見合った料金や学校給食費の負担軽減をはじめ、利賀ダム問題、志賀原発の再稼働阻止。そして安倍政権の暴走を止め、憲法を暮らしに生かし、みなさんとともに歩む決意です。

 参議院選挙 共産党、改選倍増6議席 野党統一 道用さん 善戦、健闘

  南砺市 道用6,468票、比例1,194票

 6月22日公示7月10日投開票でおこなわれた参議院議員選挙は、「自公と補完勢力」対「4野党プラス市民」という対決構図が鮮明となり、戦後かつてない選挙となりました。

 全国32の1人区すべてで野党統一候補を実現し、11の選挙区で激戦を制して自民党候補に勝利しました。

開票区 比例代表 選挙区(道用)
得票数 得票率 得票数 得票率
南砺市 1,194 4.00% 6,468 21.31%
高岡市 3,959 5.23% 21,095 27.55%
氷見市 778 3.40% 5,521 23.51%
砺波市 1,021 4.16% 5,804 23.42%
小矢部市 495 2.82% 3,838 22.22%
射水市 2,419 5.87% 11,831 28.20%
県計 27,863 5.79% 134,212 27.41%

 日本共産党は、比例代表選挙で5議席を獲得し、選挙区選挙では東京で当選を勝ち取り、改選3議席を6議席へと倍増させ、非改選とあわせて14議席へと前進しました。

 比例代表選挙の得票が、躍進した2013年の参院選と比べて、515万4千票(得票率9・68%)から、601万6千票(得票率10・74%)へとさらに前進しました。

 選挙戦では、安倍首相を先頭に、激しい野党攻撃、日本共産党を名指しして連日攻撃するというのは、かつてない異常なことでした。それは、支配勢力の強い危機感、恐怖と憎悪を示すものです。

 選挙の結果、改憲勢力が議席の3分の2を占めましたが、自公は選挙戦で「憲法隠し」に終始し、国民は改憲への「白紙委任」を与えたわけでは決してありません。

 富山県でも、野党統一候補として、道用えつ子さんを立てたたかいました。日本共産党は選挙区候補をおろすなど野党共闘に力をつくし、道用えつ子勝利、比例での躍進に全力で奮闘しました。

 道用えつ子さんは無名の新人でありながら、現職議員を相手に善戦、健闘しました。富山でも野党共闘の成果があったことをしめしました。敗れはしましたが今後のたたかいにいきるものがあります。

 南砺市では、選挙区で道用さんは6468票(得票率21・31%)、比例代表で日本共産党は1194票(得票率4・00%)を獲得し、3年前に比べ137票、0・3ポイントのプラスでした。

南砺市比例代表開票結果
政党名 得票数 得票率 政党名
日本共産党 1,194 4.00 1,085
自由民主党 13,381 44.81 9,737
民進党 9,875 33.07 2,023
公明党 1,867 6.25 944
おおさか維新 1,064 3.56 940
社会民主党 999 3.35 661
生活の党 386 1.29 273

 

利賀ダム検証意見聴取会 砺波会場8名、高岡会場1名 なかしま市議も意見発表

 国土交通省北陸地方整備局は、6月17、18の両日、砺波市と高岡市で「利賀ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)に対する関係住民の意見を聴く場」を開催しました。

 最初に整備局から概要説明があり、その後1人10分ほどの意見表明がありました。砺波会場では、ダム本体建設に反対の意見が中島満南砺市議を含め4名、賛成の意見が4名で、高岡会場は反対の意見の1名だけでした。

 中島市議は意見として、地すべり対策地区が4地区から7地区となっているのに、予算がほとんど増えていない。総事業費は1,150億円、完成は平成34年度としているが、1,276億円に増額し、工期については、「工事用道路(転流工進入路)着工から事業完了までに13年程度を要する」としており、当然変更になる。

 利賀村住民の期待は、冬期間でも安全に通行できる道路だ。本体工事に着工しても、住民が工事用道路を利用できるよう求めました。

再検討を求める会 利賀ダム検証やり直しを 北陸地方整備局に要請

国交省北陸地方整備局

国交省北陸地方整備局

 7月29日「利賀ダム本体建設の再検討を求める会」は、新潟市にある国土交通省北陸地方整備局に「利賀ダム建設事業の検証に係る『対処方針(案)』に抗議し、検証作業のやり直しを求める申し入れ書」を提出し、疑問点について説明を求めました。

 申し入れには、大浦進代表、中島満南砺市議、高橋渡党県書記長、ひづめ弘子県議が参加しました。整備局からは、河川計画課長補佐ら3名が応対しました。

 申し入れ書では、「検討の場」などに建設反対の立場の人がいない。治水効果の再検証、地すべり対策の根拠など8項目を指摘しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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