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読者ニュースNO.137 2013.10.6

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9月定例市議会 一般質問

H25.9-2

 

 9月定例市議会は、9月6日から25日までの会期で開かれました。一般質問は12日と13日に行われ、なかしま満議員は12日に行いました。その要旨を紹介します。

 

 

小中学校の就学援助  

  中島・認定基準を小矢部市のように生活保護基準の1.5倍にせよ

《中島議員》

 経済的に困難な状況にあっても「子どもたちがお金のことを心配しないで学校で学ぶ」ためにあるのが就学援助だ。25年度の小学校、中学校における就学援助の認定者数と割合はどれだけか。

 南砺市の認定基準は、生活保護基準の1・2倍だが、小矢部市は1・5倍としており、小学生で5・6%、中学生で9・8%合わせて約7%が対象となっている。県下の認定基準はどれだけか。小矢部市のように1・5倍に引き上げよ。

《永井教育委員会理事》

 9月3日現在で、準要保護認定者は小学校128人で児童の5・1%、中学校95人で生徒の6・9%だ。県内の15市町村では、小矢部市が1・5倍としている他は、1・0倍から1・2倍の範囲で設定している。

 H17年に国庫補助が廃止され、市の単独事業として引き継がれた。認定基準の変更や援助費目や支給単価は、適正な基準と考えており今後とも維持したい。

利賀ダム問題

  市長・今年、クマタカの抱卵・繁殖を確認。

          有識者の助言を得、保護に万全を期す

利賀郵便局(大豆谷地区)

利賀郵便局(大豆谷地区)

《中島議員》

 利賀ダムの治水効果は河川整備計画で、雄神地点で約10cmだ。これでも治水効果があるといえるのか。

 利賀村の大豆谷地区は地すべり対策に14億円をかけ効果を上げてきている。ダム湖を作れば地すべりを誘発しかねない。万全の対策を国・県に要望せよ。

《田中市長》

 利賀ダム建設事業はダムを含めた幅広い治水対策案が、予断を持たず検討されている。今後も地すべり対策については、調査は慎重、かつ、十分に実施していただきたいと考えている。

《中島議員》

 クマタカは利賀ダム事業で4ペアに影響が予想されるとしていたが、調査結果はどうか。

《田中市長》

 事業による影響が予想される4ペアについて、今年の時点で数ペアの抱卵と繁殖が確認されている。現在もクマタカの生息調査が継続され、工事の時期や実施方法について有識者の助言を得ながら進められている。市としても万全を期すようお願いしている。

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