9月定例市議会に 全日本年金者組合南砺支部
公共施設のトイレ洋式化求め請願
8地域老人クラブ連合会 会長らの賛同署名添え
全日本年金者組合南砺支部(三宅秀正支部長)は8月7日才川昌一市議会議長に「南砺市公共施設のトイレ洋式化促進を求める請願書」を提出しました。才川議長は不在でしたが、清水議会事務局長が応対し、請願の趣旨を説明しました。
請願書の紹介議員となった中島満議員も同席しました。
請願書の提出にあたって、年金者組合では市内の8地域の公共施設、78箇所の現状調査をおこないました。また、教育委員会が調べた市内全小中学校の状況も踏まえ、8地域の老人クラブ連合会の会長のみなさんらの賛同署名も添え請願しました。
請願の趣旨
高齢者をはじめ、市民が健康な日常生活を送る上で、散歩、レクリェーション、会合や催しに出かけることは大切なことです。
その際、公共施設内トイレが、快適に利用できることは欠くことのできない要件です。
近年、生活様式の変化に伴い、家庭でも和式から洋式トイレへ変わりつつあります。
平成21年の全国消費実態調査では、富山県の世帯当たりの温水洗浄便座の普及率は81・9%に上り、都道府県1位です。また、県内で整備される小中学校のトイレは、和式から洋式中心に移行しており、南砺市でも校舎の改築や改修工事により洋式化が進んでいます。
市内公共施設のトイレの洋式化を進めるとともに、小中学校でも計画的に洋式化をお願いするものです。
請願書の扱い
提出した請願書は、9月議会の本会議で付託される総務文教常任委員会(12日)で審査され、最終日(18日)の本会議で委員会報告があり、採決されることとなります。