第41回日本共産党 赤旗まつり
11月1、2、3日の3日間、東京の夢の島公園で開催した第41回赤旗まつりは、約15万人の参加がありました。呉西地区からは貸切バスで参加し、2日早朝に出発し3日帰りました。2日間は天候に恵まれ、さわやかな秋の日々を楽しみました。
今回の赤旗まつりは4年ぶりに開かれました。楽しく元気の出る集いとして、また、安倍政権打倒の一大政治集会として、何よりも、来年のいっせい地方選挙での日本共産党の勝利と前進への跳躍台となりました。
2日午後には、野外ステージで志位和夫委員長が記念講演を行いました。
3日午前には、不破哲三社会科学研究所所長の「科学の目」講座「『日本の戦争』を考える」がメインアリーナで開かれました。
会場には、いくつものパネル展示がありました。「地域・職場新聞展」、「読者ニュース全国展」の地域新聞の富山のコーナーには「民報城端」と「滑川民報」、読者ニュースのコーナーには大沢野と小矢部のニュースが展示されていました。
年金者組合南砺支部 立野原監的壕を見学
年金者組合南砺支部は10月26日、「南砺の史跡めぐり」として立野原監的壕(福光・目玉監的壕、城端・丸山監的壕)を見学しました。中島満市議が案内しました。
立野原に現存する2つの監的壕は、4月に南砺市指定の文化財(史跡)に指定されました。南砺市になっての文化財の指定は初めてであり、昭和期の「戦跡」としては、県内の市町村で初めての指定でもあります。
6月議会で58万円の補正予算が付き、保存修理方法の検討がなされ、来年度から2年間で保存工事が実施される予定です。
一行には、監的壕に関する資料と、旧東太美村役場の陸軍砲兵演習場関係文書から、演習場の地図と演習にあたっての警戒施設図のコピーも配布され、それぞれの思い出なども話し合われました。
年金者組合南砺支部 12月定例市議会に
年金引き下げ反対 最低保障年金制度求め請願
11月20日、全日本年金者組合南砺支部(三宅秀正支部長)は、12月定例市議会に「高齢期の暮らしと地域経済を守る意見書提出を求める請願」を提出しました。
紹介議員となった中島満市議も同席しました。
請願の趣旨は、2・5%の年金削減をはじめ、マクロ経済スライドの導入、消費税8%アップなどで、高齢者の暮らしはますます厳しくなっている。政府は70歳年金支給、65歳までの保険料支払い、消費税の10%アップも検討しており、高齢期を安心して暮らすことはできない。
高齢者の支出はそのほとんどが南砺市地域で消費され、年金の削減は地域の経済を縮小されることになる。そこで、3点の意見書を提出してほしいというものです。
①これ以上の年金引き下げをやめてください。
②最低保障年金制度をつくってください。
③当面、基礎年金の国庫負担分3万3千円をすべての無年金者・低年金者に支給してください。
マクロ経済スライドとは?
少子高齢化の進展にあわせ年金を下げていく仕組み。高齢者の平均余命の伸び0・%、現役人口の減少0・6%を合わせた率で、毎年年金を下げるというもの。毎年、1%前後で年金が下がることになる。
物価・賃金が1・3%上がっても、マクロ経済スライドが0・9%なら、年金は差し引き0・4%しか上がらない。物価が下がる時は、発動しないとしていが、発動できるように改悪を検討。
原発ゼロの会・高岡 講演会
志賀原発運転差し止め訴訟の現状と今後
11月17日、原発ゼロの会・高岡が主催する講演会が高岡市内で開かれました。講師は、志賀原発運転差止訴訟弁護団の坂本義夫弁護士(高岡つばさ法律事務所)で、「志賀原発運転差し止め訴訟の現状と今後」と題しての講演でした。
坂本弁護士は、①原発の仕組み、②全国の訴訟、③志賀原発の訴訟について話ました。
「訴状」の「請求の趣旨」は、①被告(北陸電力)1号機及び2号機をいずれも運転してはならない。②訴訟費用は被告の負担とする。との判決並びに仮執行宣言を求める。というものです。
話は「訴状」の目次に従って行われ、特に強調されたところは
● 原発に求められる安全性
・許容することができないリスク
・従来の安全性に対する考えの誤り
・絶対的な安全性の必要性
● 安全性の立証責任
・福島第一原発で明らかとなった原発の危険性と立証責任
・原発に求められる安全性と立証責任
・志賀原発2号機差止訴訟1審判決
● 志賀原発の危険性
・「止める」機能の喪失
・「冷やす」機能の喪失
・「閉じ込める」機能の喪失
・使用済み核燃料プールの危険性
● 志賀原発の耐震性の欠如
・既往最大の地震・津波の不想定
・断層評価の誤り
● 志賀原発事故の被害予測
・1992年1号機の被害予測
・2005年2号機の被害予測
・志賀原発事故の影響の特質
● 防災対策の不備
・「多重防護」という指導理念