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読者ニュース2014年12月7日 NO.165

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日本共産党 南砺市委員会    11月28日

2015年度 予算要望書提出   市政は「暮らしを守る砦の役割」を!

予算要求

 日本共産党南砺市委員会は11月28日、大浦進委員長と中島満市議会議員の連名で「2015年度南砺市予算編成に伴う要望書」を田中市長に提出しました。  

 要望書では、11月21日の衆議院の解散は、安倍政権の主要施策が国民多数の反撃を受け、追い込まれたものであり、市政に「暮らしを守る砦の役割」を果たすことを求めました。

1.安倍政権に対し、暮らしを守る立場での働きかけを

◆安倍政権が強行した集団的自衛権行使容認の「閣議決定」は、アメリカが世界のどこであれ、戦争に乗り出したさいに、自衛隊が「戦闘地域」まで行き軍事支援を行う「海外で戦争する国」づくりを推し進めるものです。解釈で憲法を壊す「閣議決定」の撤回を求められたい。

◆消費税の増税は、「社会保障のため」でも「財政再建のため」でもなく、大企業減税と不要不急の大型公共事業のためでした。来年10月の消費税率10%への引き上げを2017年4月に先送りしましたが、「先送り実施」ではなく、きっぱりと中止することを求められたい。

◆原発再稼働路線に痛打を与える司法の判決が相次いでいます。大飯原発運転差し止め、原発事故後の避難中に自死に追い込まれた女性への賠償など、「人類と原発は共存できない」ことを示しました。「原発ゼロの日本」を働きかけられたい。

他3項目

2.地域住民のいのちと健康を守るために 

◆10月より中学生の通院医療費が3割から1割負担となりましたが、完全無料とされたい。また中学生の通院助成を償還払いとするのは後退であり、現物給付とされたい。

◆保育園の正規職員が削減され、代わって臨時職員で対応し、臨時職員が全職員に占める割合(常勤換算)は、年々増加し2013年度で53%を超えています。正規職員を増やし80%を目指されたい。また、臨時職員の時給の改善もはかられたい。

他1項目

3.安全で住みよい街づくりをすすめるために

◆志賀原発の直下を通る「S-1断層」、原発の北に位置する富来川南岸断層は、専門家から活断層であると指摘されています。また2号機タービン建屋の直下を通る「S-6断層」についても活断層である可能性が指摘されています。北陸電力に対し、志賀原発の再稼働をせず、同原発の廃炉を求められたい。

◆利賀ダムの治水効果は少なく、ダムの湛水により地すべりが起こることが懸念されることから、本体工事の中止を求めてきました。工事用道路の早期完成と、仮に本体工事が着工されても、工事用道路を通行できるよう確約を取られたい。

他2項目

4.教育環境の整備を 

◆平野部の全中学校に冷房施設が設置されました。引き続き小学校でも計画的に設置されたい。

◆市内公共施設のトイレの洋式化を計画的に進めるとともに、小中学校でも洋式化を促進されたい。

◆立野原に現存する2基の監的壕が、市の文化財(史跡)に指定されました。近年特に福光地域の目玉監的壕の痛みが激しくなっています。長く保存するためにも、十分な保存工事を実施されたい。

他2項目

 

 

 

 

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