読者ニュース 2016年6月5日 NO.201
観光・公共交通対策特別委員会 長野県飯田市
観光誘客・体験プログラムを視察
市議会の観光・公共交通対策特別委員会の視察研修が、4月12日から13日にかけて行われました。視察先は長野県飯田市で、市の担当者から「地域活性化プログラム」(観光誘客推進の基盤づくり)を、㈱南信州観光公社社長からは体験プログラムの取り組みについての説明を受けました。
2日目は、三つ星ルート(松本~白川郷)、世界遺産バス(白川郷~城端駅)に体験乗車しました。
飯田市(人口10万3712人)
地域経済活性化プログラムのなかでも、観光を中心に説明を受ける。リニア中央新幹線が2027年に開通すれば、東京から40分。
10年後を見越して、品川区との交流事業の推進で、首都圏における南信州・飯田市のブランドのPRを展開。
体験事業での来訪者と受け入れる住民との関係には、上げ膳据え膳でなく、友だちの関係こそが、真の「おもてなし」だと。
㈱南信州観光公社の「体験プログラムの取り組み」
平成7年に市の観光課が中心となり、体験教育旅行誘致活動を始め、着実に受け入れ団体数を増やし、平成13年に南信州観光公社を設立。
キーワードとしては、①感動は本物の体験から生まれる。②地域の人々がインストラクターや受入農家となってしっかり係わる。③受入組織(窓口)は一つで、そこが全体の手配、調整、コーディネート、清算の一切を行う。
農家民宿は、原則1泊のみで、前後の1泊以上は当地域の旅館が受け入れ条件になる。あくまでも普通の農家に泊まる。
広報広聴特別委員会 視察 埼玉県本庄市 会報告会・埼玉県戸田市議会だより
市議会の広報広聴特別委員会の視察が、4月19日、20日と行われました。視察は埼玉県本庄市で議会報告会について、埼玉県戸田市では議会だよりについて研修しました。
本庄市(人口7万9048人)
どのようにして多くの参加を得るか。分かりやすく理解を得るには何が必要なのか。条件は違うが、市民プラザでの開催、高校生に対する働きかけなど、いろんな観点での取り組みが必要と感じた。
本庄市での取り組みでは、パワーポイントを作成し、市民が見ながら説明を受けるやり方は、参考になる。市でも議会だよりの一部であっても、写して説明するのが良いと思った。
戸田市(人口13万5776人)
説明では、視察議会からの「良いとこ取り」とのことで、南砺市の委員会でも同じ。ベストというものは無く、それぞれが市民の声にどう答えるのかと思う。
一般質問の質問部分以外を、事務局(当局)が書いていて、答弁で終結しており、問題と感じた。
なお、本庄市でも戸田市でも、一般質問の質問部分は、項目だけでなく、質問者の意見も一定程度述べていて参考にすべきだ。